【買取実績】貴州芽台酒

今回は中国の高級白酒、「貴州芽台酒(きしゅうマオタイシュ)」を査定・買取させていただきました。しかも確認できた製造年はなんと1984年。今から40年以上前に造られた一本です。お持ち込みいただいたお客様ご自身はお酒を飲まれないそうで、「価値があるのか分からないけど…」というお試し感覚でのお問い合わせでしたが、査定額をご案内したところ、そのままご成約となりました。

お酒の査定というと、やはりイメージされるのはウィスキーやワインではないでしょうか。実際、店頭にお持ち込みいただくお酒の多くはスコッチウィスキーやジャパニーズウィスキー、ヴィンテージワインなどが中心です。しかし、実は近年静かに注目されているジャンルが「中国酒」、特に白酒(パイチュウ)です。

白酒は中国を代表する蒸留酒で、世界で最も消費量が多い蒸留酒とも言われています。日本ではまだ馴染みが薄いかもしれませんが、中国国内では国家的な宴席やビジネスシーンなどでも欠かせない存在であり、その中でも最高峰のブランドとして知られているのが貴州芽台酒です。

貴州芽台酒は中国の貴州省・茅台鎮という地域で造られる白酒で、「醤香型(ジャンシャンシャン)」と呼ばれる独特の香りと風味が特徴です。原料は主に高粱(コーリャン)という穀物で、これに小麦由来の麹「曲(チュー)」を使い、固体発酵という独特の製法で造られます。さらに、蒸留・発酵・熟成の工程を一年かけて繰り返し、その後数年熟成させた原酒をブレンドして完成させるという非常に手間のかかる製造工程を経ています。

この製法の歴史は古く、中国では国酒とも呼ばれる存在で、かつては国家外交の場でも振る舞われてきました。1972年のニクソン大統領訪中の際にも供されたことで世界的に知名度が上がったと言われています。

そんな貴州芽台酒ですが、年代によって市場価値が大きく変わるのも特徴のひとつです。特に1980年代以前のボトルは流通数が限られており、コレクター市場では高値で取引されるケースも少なくありません。ラベルのデザインやボトルの仕様、キャップの形状などによっても年代判別が可能で、同じ「芽台酒」に見えても価値が大きく違う場合もあります。

今回お持ち込みいただいた1984年製の芽台酒も、そういった年代価値のある一本。お客様は「中国のお酒はみんな同じようなものだと思っていました」とおっしゃっていましたが、実は白酒の世界はかなり奥深く、香型(香りのタイプ)だけでも醤香型・濃香型・清香型など複数のジャンルが存在します。さらに蒸留回数や熟成年数、地域性なども含めると、ウィスキーやワインに負けないほどマニアックな世界が広がっています。

当店の査定担当者も、こうした市場の動きやコレクター需要を日々チェックしながら査定を行っています。「古そうだけど価値があるのか分からない」「海外のお酒だからよく分からない」といったお品物でも、しっかり確認したうえでご案内させていただきます。

ウィスキーやワインはもちろんですが、今回のような中国酒、古酒、海外のお酒なども思わぬ査定額になることがあります。いただき物でそのまま保管しているお酒や、飲まないまま眠っているボトルがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。

「これは売れるのかな?」という段階でも大丈夫です。お電話でのお問い合わせも歓迎しておりますので、気になるお酒がありましたらお気軽にお尋ねください。思いがけない価値が見つかるかもしれません。

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